Chat Club ~多国籍市民交流サロン~ 開催しました
こんにちは。
先日、第二回目のチャットクラブ~多国籍市民交流サロン~を開催しました。
日本語が読み書きできない外国籍市民には、困ったときに相談する場所がなかなかありません。外国籍市民のための一元的窓口を設置し通訳を配置している自治体もありますが、座間市にはありません。
3千人を超す外国籍市民が暮らす座間市において、きっと困っている人がいるだろうということで、多国籍市民が交流する場をつくることにしました。おしゃべりしている中で困りごとなど抱えていることが分かれば、皆でシェアし解決方法を考えよう、必要ならば市に提案していこう、というのがこのサロンの趣旨です。
今回は、パキスタン2組、スリランカ、オーストラリア、そして日本と、多国籍で楽しい会となりました。
おしゃべりしている中で見えてきた課題もありました。
・体調不良で地元の総合病院を受診したかったが、日本語ができないと予約は難しいと言われ、受診を断られてしまった。
・歩いて行ける距離に日本語教室がほしい。
・座間でコンポストを広めたい!!(オーストラリア出身の男性より。写真は彼がレクチャーしているところです)
・子どもが支援級に入った。(言葉の問題か?)
地域で解決できそうなことは、仲間と相談し、すぐにでもやっていきたいと思います。
具体的には、新規の日本語教室を始めたいと考えています。また、通訳や付き添い支援ができるようになるための英語勉強会も始めたところです。形にできるよう、皆で考えていきたいと思います。
また、日本語の読み書きに課題がある外国籍の子どもが支援級に入るケースは、全国的にも問題になっています。市ではそういったケースがあるのか、どのような方針かなど、聞き取りを行っていきたいと考えます。