PFAS全国交流集会報告と『水どぅ宝』上映会のお知らせ

台風の影響、皆さまは大丈夫でしたか。

さて今日は、PFASオンライン全国交流集会が行われました。主催は多摩地域の有機フッ素化合物(PFAS)汚染を明らかにする会さんです。全国規模の集会は初めてとのことで、会場参加は55名、オンラインではいくつもサテライト会場が設置され100名以上の参加があったとのことです。

京都大学小泉先生や、多摩の会の事務局高橋さんからのお話の後、汚染が発覚している全国各地の市民の皆さんから報告がありました。私も座間と相模原の状況について、報告をさせていただきました。各地からの報告については録画をしており、後日下記多摩の会のホームページにYouTubeのリンクを貼ってくれるとのことです。

PFASオンライン全国交流集会 8月17日(土)14:00~ 地域保健企画ビル6F(立川市錦町) 多摩地域の有機フッ素化合物(PFAS)汚染を明らかにする会 (tamapfas.wixsite.com)

【今日学んだこと】

・血液検査は必要!特に子どもの暴露についても、成長への影響を評価するため調査が必要。欧米では子どもへの検査も行われ、化学物質に脆弱な子どもたちのデータをもとに、厳しい指標値を設定している

・水や食品からのPFAS暴露だけでなく、大気からの暴露にも注目すべき。アメリカでは粉塵、大気由来の暴露評価もしている。実際に横田基地周辺でも、大気由来の暴露による影響が疑われる事案が発生している

・汚染者責任として、汚染除去作業を具体化させる必要がある。米国内基地では「環境修復プログラム」があり除染が行われている。在日米軍基地では同プログラムはない。しかしドイツの米軍基地では、国防省通達で除染が行われている。アンスバッハ市では、市が直接米陸軍に土壌テストを要求した

・他にも盛りだくさん。

全国各地でも、国や自治体の動きが鈍い中で市民が声を出し行政を動かしている様子が分かりました。そして、残念ながら声を出さなければ行政は動かない、とも言えます。座間・さがみエリアでも連携をしてさらなる運動へと展開し、私たちの大切な水を守っていきたいと考えます。

『続・水どぅ宝』上映会やります

沖縄でPFAS汚染と闘う市民を追ったドキュメンタリーです。今日の集会にはディレクターの平良さんも参加されていました!すごいママさんでした。お話が聞けて感激でした

本作品は全国各地で上映会が開催されており、座間でも今週末に開催します。

8/25(日)13時半~北地区文化センターにて

ぜひご参加ください!

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